GogoJungleのAI開発への取り組みと、サーバー運営はじめとするITワンストップサービスについて
2025-10-03 社内活動 107
GogoJungleの早川でございます。
IT企業にもさまざまな業態がありますが、弊社は、すべてのシステム開発を内製しているIT企業です。
やはり、エクセレントなサービスを提供し成長しようとすると、最終消費者に直接サービスを届け、その開発は内製で行うことが必須です。
米国のテック大手が世界中で利用されるサービスを多数抱えていることに対し、日本が後塵を拝している理由として挙げられることが多いのですが、お客様の意見や反応等を直に確認し迅速に対応する体制を持っていた方が、外部の開発会社に依頼するよりも圧倒的に早く、良いサービスを運営できるからですが、当然と言えば当然ですね。
本日は、そんな弊社のAIに関する取り組みについてご説明いたします。
2025年現在、企業や国の将来の成長、業績を左右する最重要ファクターはAIであることに、異論を唱える人はいないという状態になっています。
GogoJungleでは、数ある開発領域の中でもAI開発を最重点領域と位置づけ、研究・開発を進めています。
最近は、AIの中でもLLM(Large Language Model, 大規模言語モデル)の利用・研究開発に力を注いでいます。 そして、外部にデータが漏れないセキュアな環境で動作するシステムを作成する際には、OpenAI社が提供する「gpt-oss」を採用しています。
「gpt-oss」は、ローカル環境で動作するLLMの中でもトップクラスの性能を誇る先進的なモデルです。
活用用途は、
・お客様向けの精度の高い自動回答
・スキルシェアサービス運営上必須の各種審査
・AIがコードレビューを行うシステム
・それらシステムの企業向けサービス
などです。
本人確認書類のチェック
本人確認書類のチェックをAIが行います。
住所や氏名の表記ゆれにも柔軟に対応します。
ローカルLLMを利用し外部と通信せずに動作するので、大切なお客様情報を守りつつ効率的に作業が行えます。
ソースコードを自動チェック
AIがEA(ソフトウェア)のソースコードを自動チェック。
エンジニアとAIがペアとなりチェックすることで、商品の安全性をより確実なものにします。
AI用サーバー運営事業も視野に
また、AIの研究や開発を、高速かつ安定的に進められる環境を整えるため、LLMを動かすサーバーの設置と運用にも取り組んでいます。
ハードウェアは、コンシューマ向けGPUとして世界最高クラスの性能を誇る NVIDIA GeForce RTX 5090 を搭載したサーバーを使用しています。
将来は、すべてのAI用サーバーを自社で設置し運営して行く予定です。
自社サーバー運営や顧客企業様のサーバー運用、お客様にご利用いただくフロントのサービスまで、ワンストップのITサービスのご提供を進めて参ります。