弊社サイト「GogoJungle」の新商品「トレビューつくーる」完成を祝し、業務後に社内で祝賀会を開催いたしました。

「トレビューつくーる」は、ブロックをつなぐだけで専門的なコードを書かずにインジケーターを作れるツールです。 画面上でパズルのようにブロックを組み合わせるだけで仕組みが完成し、そのまま自動でコードが生成されます。

開発に携わったメンバーだけでなく、新しい機能が無事リリースされる瞬間は、社員一同にとっても大変嬉しいものです。 構想から実装までの約3か月間、開発メンバーは他業務と並行しながら開発を進め、ついにリリースへと至りました。

今回は、開発を担当した3名にインタビューを行い、開発の裏側や苦労した点、こだわりについて伺いました。

松井さん

全体のディレクションを担当した松井です。 私が特に意識したのは、初心者が迷わず作り進められる導線を整えることでした。

ブロックが上から下に流れる構造や色分け、段階的に組み立てられるマニュアルなど、「初めて触れる人がどこで戸惑うか」を想像しながら設計しています。今回の開発は、設計・実装・検証を3名で分担する小規模なチームで進めましたが、実装担当のスピーディな対応と、デバッグ担当の丁寧なチェックに支えられ、細かな引っかかりを一つずつ解消しながら完成度を高めることができました。

「自分でも日常的に使いたい」と思えるツールに仕上がり、リリースできることを嬉しく思います。 トレビューつくーるが、インジケーターづくりをより身近にするきっかけになれば幸いです。

ダワーさん

テスト確認とデータ追加に取り組んだダワーです。 特に印象に残ったのは、アプリがゼロから完成するまでの流れを知ることができたことでした。 TradingView のプラットフォームはこれまで触れたことがなく、まったく分からない状態から調査を進め、ゼロからモノを作る経験はとても貴重でした。

後半では形になったアプリをさまざまな観点からテストしたり、改善策を一緒に考えたりするのが面白かったです。そして、先が見えなくても信じて続けることの大切さを実感しました。

朴さん

今回「トレビューつくーる」の実装を担当させていただきました。普段は社内向けの開発やレコメンド関連の業務をしており、今回が初めての自社製品開発の経験となりました。

EAやインジケーターについては、GogoJungle内で販売されているEAの運用管理や、EAつくーるに関するお問い合わせ対応をしているので、MT4/5内での運用には一定の知識がありましたが、TradingView®は初めての経験でした。序盤はロジックの違いや機能の豊富さに圧倒され、何から手をつければよいのか戸惑いましたが、公式ドキュメントを参考にしながら、実際にコードを書いて少しずつ理解を深めました。

私が開発で重視した点は「操作性」と「変換精度」でした。チームのフィードバックを受けて改善を進め、より使いやすいツールを目指しました。Pine Script®の仕様には様々な機能があるため、今後も追加機能や改善を進めていければと思っています。